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先輩社員の一日Employee Interview

2018年 4月 入社

品質保証部 品質保証G

S.W. の一日

TIME SCHEDULE

  1. 8:30

    出社・部内朝礼・チームミーティング

    スケジュールやチーム全体の作業進捗状況を確認します。

  2. 9:00

    評価・検定スケジュールの更新

    評価業務スケジュールを更新します。また、製品の評価依頼内容を確認しデータベースに登録します。

  3. 10:00

    評価・検定

    車載用ハーネスの圧着部評価を行います。まず、評価する製品の外観を確認し、問題がなければ、電線を端子でかしめている部分(圧着部)の寸法を測定し、設計で検討した設定値通りに製品が出来ているかを確認します。次に、電線と圧着している端子における電気的特性の確認として接触抵抗値の測定を行います。

  4. 12:00

    昼食

  5. 12:45

    評価・検定

    電線圧着状態の観察として圧着内部の状態を確認します。確認方法としては製品を樹脂で硬化させます。硬化させた樹脂と一緒に圧着部を研磨機で断面カットし、マイクロスコープを使って圧着形状に問題無いか断面観察を行います。その他に、圧着部の強度確認として荷重試験機を使用し、電線を引っ張り、設計で検討した設定値通りに強度が出ているか評価を行います。

  6. 15:00

    報告書のまとめ・展開

    確認した断面観察結果と電線強度データを報告書にまとめ、関係部署にメールで展開します。

  7. 17:00

    業務のまとめ

    本日の業務をまとめ、明日の業務内容を確認します。

  8. 17:30

    退社

INTERVIEW

固定概念なく多角的な視点で

評価結果を分析できるように

どんな仕事をされているのですか?

試作、量産前の自動車部品を主とした製品の評価検定(寸法測定、外観観察、機能試験等)を行い、製品や部品の機能に問題が無いか判断する仕事をしています。評価結果は報告書にまとめ、最終的に製品に関わっている各部署へ展開し、品質保持・向上のために活用しています。社内全体の製品評価を行っているため、とても大事な役割を担っています。

仕事の中でやりがいや、大変なこと、目標などを教えてください

間違った判断をして万が一でも不良品をお客様に出荷しないように緊張感を持って業務に取り組んでいます。自動車部品は不具合の内容によっては人命にも関わる事も有るので責任の重さを感じています。一方で責任を任される事で自分のレベルアップ、スキルアップにも繋がり、また「ものづくり」の過程に携われる事でやりがいを感じています。

同じ製品を度々評価する場合、材料・加工条件・生産設備の違い等、目に見えないところで性能が変化している場合があります。前回は何も問題がなかったから今回も大丈夫だろうと思い込まず、新たな問題が発生しているのではないかという事を常に心掛けて業務にあたっています。

私が目標にしている事は、固定概念なく多角的な視点で評価結果を分析できるようになることです。

どうしてこのような結果になったか、他のデータと比べるとどうなのか等、深く掘り下げて考える事を心掛けています。

最後にメッセージをお願いします

社会人になると、学生時代とは環境が大きく変わり、不安になることや困難なことに直面することもあります。そんなとき私は、一人で抱え込まず、周りの人に相談しながら解決策を導き出しています。

アドバイスを貰う事で色々なことが発見でき、問題解決にも繋がり、自分を見つめ直すきっかけにもなります。また、何事も失敗を恐れずに挑戦していく姿勢を大事にしましょう。

仕事をするうえで失敗をすることはありますが、そこから学ぶことは多くあります。失敗の原因や今後の対策を考え行動する事で、自分自身が成長でき、今後の成功にも繋がります。

仕事は自分を成長させる事ができるチャンスだと思います。